明けましておめでとうございます - ZANK
WINDING ZOETROPE'S side
ZANKです。
W-Zで初のLIVEを行って以来、1年半が経とうとしております。
一昨日は最近知り合った高校生バンド Coastline のLIVEを見に行って来ました。
確かにまだまだ未熟かもしれない。だけど熱い気持ちを必死に打ち出す姿に、上手いも下手もない。
最高にカッコ良いパフォーマンスでした。
そして、そのお客さんの中に 『FUZのファンです』 と言ってくれた女の子がいた。
男も女も性別なんて全く関係無く、そういう出会いの一つが僕には凄く温かくて、そして音楽というものに向き合う時のこの上ない栄養になる。
2008年を振り返れば・・・・
本当に色んな事がありました。
他のことなんかに脇目も振らず、ただただ自分達の音楽へ向かう姿勢や、音へ飛び込む姿勢を全員が考え続けた年でした。
『モテたい!』 なんて考えで音楽をやってる人からすれば、多分僕らは相当気持ち悪い人種かもしれません。
口を開けば
『あの部分のリズムが・・・』
『その音をこうするには・・・』
『バンドってさぁ・・・』
そんな話ばかり・・・。
だけどそこに迷いなんてなくて、僕らはそれで繋がってきた4人だし、それを失えばどうやって生きていけばいいのかすら分からない人種・・・。
そんな僕らに力を貸してくれる方が一人・・・また一人・・・って増えていって、
僕らはメジャーの前座をさせてもらえるという経験を3回も出来た。
物凄く嬉しい。そりゃもう心から。
だけど、僕らは何も変わらない。
大体において、“○○の前座” で自惚れるような小さな目標は立ててない。
だから正直、僕らは2008年の目標には届かなかった。
まだ1年半だから・・・・なんて良いわけなど無く、
2009年を迎えた今、密かに僕の中にソレに対する悔しさがあって、今はそれが煮え滾ってる。
思えば、2008年は追究する余りに、一度 “音楽を楽しむ方法” を見失ってた時期があった。
そんな僕を駆り立てたのは、次々とブッキングを取ってくるヤツの努力。
自分の進化に問題があるとして、他の誰のせいにもしなかったヤツ の努力。
時としてふいにキレそうになる僕に常に火を付けてくれてた。
そんな奴等が各々に口にした2009年の目標を遥かに凌駕する目標を僕は今立てている。
勿論、迷いはない。
『ファンです』
って言ってくれる人が一人でもいれば、迷いなんか無い。
僕から生み出される力などこの上なく微量なものだ。
だけど、今共にいる仲間とならデッカく出ても悪くはないだろう。
年明け早々に凄く嬉しい出会いをして、僕らはまた動き出します。
脇目も振らず、一心不乱に動き出します。
目標が、夢なんかにならないように。
そんな不器用な僕らにまた誰かが声援を送ってくれたなら、また全力で応えます。
それしかないから。
ZANK
by winding-zoetrope | 2009-01-06 07:39 | 音楽