儚 - zank


WINDING ZOETROPE'S side






written by zank


この世の中にある全てのものにある時間とは儚いもので


個々の想いとは裏腹な時を刻んでいることもある


“あともう少し” って思いも届かなかったり


“ありがとう” を言い忘れた なんてことに後から気付くことだってある


君が今過ごす時間も儚いもので


君の夢も儚ければ


僕の夢も儚いものだ


君が握り締めた金も儚ければ


君が纏った権力も儚いものだ


だから問う


人の夢の何を笑えるというのか


人の道に何と口を挟めるというのか


己が己であるために誰もが己を貫こうとする


もし誰が為であるとも


その道も己の意志が故


儚きものに 尊さがあり


儚きものは 美しい


“儚” とは "人の夢”


誰かのものである以上


その儚き終りを知る者は その者だけでいい


人を計れる定規などないのだから


その儚き終りを決め付ける定規もない


ただまるで泥にまみれて儚きを得たように見えても


燦然と輝く光をその者だけが見たことを


僕等は知る事は出来ない


ならばこそ


誰もが “儚” を歩んでいるのだからこそ


その “儚” の終りを己だけの心に刻んでみないか





ZANK

 
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  by winding-zoetrope | 2009-03-24 06:54 | 小説・詩

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